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【文明】 白/青 【命名ルール】 【多種族冠詞】 【進化冠詞】 テーマは宇宙 固有能力格納を持っていることがある 作者:P.P
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解決の順番も込みで 81 【治安】全国テロ対応で治安強化をしないといけない 陣営ごとに治安で32を出さないといけない。共和国は33だ。 82 【医療】各国へ医療支援を行わないといけない。ニューワールド全部で医療で32を出さないといけない。 99 【罠解除】即席爆弾での被害を減らす 評価24 89 【兵站】小隊戦:事務と補給 評価20 3名まで参加可能。 83 【輸送】部隊輸送:評価26 91 【罠解除】小隊戦:トラップ解除 評価20 3名まで参加可能。子供が使われていて罠ごと破壊はできない。 90 【防御】小隊戦:防戦 評価20 3名まで参加可能。 88 【交渉】小隊戦:武装解除のための説得 評価20 3名まで参加可能。戦闘力のある部隊でないといけない。 86 【戦闘】小隊戦:I=D/人型戦車との戦闘 評価24 (I=D、航空機使用可能) 87 【防御】小隊戦:NBC防御戦 評価14 3名まで参加可能。 92 【戦闘】主力による鎮圧と戦線押上げを行え。歩兵のみ、評価32 84 【戦闘】小隊戦:山岳地による戦闘 山岳戦闘評価14 3名まで参加可能 85 【戦闘】小隊戦:砂漠、平野での戦闘 遠距離 評価14 3名まで参加可能 97 【輸送】人狼領地から人を根こそぎ運びだす 評価36(帝國のみ) 93 【輸送】捕虜収容所に送り込め 評価24 100 【医療】基幹兵士の心のケアを行う 評価25 95 【法律関係】捕虜収容所で裁判と処罰 評価24 94 【法律関係・教育】捕虜収容所で思想教育 評価24 96 『不要』無名の放射線源、別名A世界からの贈り物を封じて除去する 評価36(共和国のみ) 98 『不要』無名の名誉回復工作と再独立工作を行う 評価24(共和国のみ)
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仲間集めpartOP きぼぜつpartOP どこから認知されだしたのだろうか きぼぜつにはやばいやつがいる 狂最上位上位から始まり いつしか新章リスペも狂上限が当たり前に出るようになった そんな絶望に備えるかのように誰かが言った (狂上位の絶望軍は)さっさと倒してしまいたいと これはそんな絶望感が薄くなった 狂上位付近のプライドをかけた物語 解説 masumasu氏による、仲間集め大会と希望vs絶望大会を合体させた狂クラスの大会。 前半は希望軍の仲間集めを行い、後半は絶望軍との対決となる。 絶望軍はうp主の大会でお馴染みとなった、アニメ化された作品からの選出となっている。 ルール 本大会は仲間集めパートときぼぜつパートに分かれている。 対戦は制限時間60秒、2ラウンド先取のシングル戦。 6分以内にラウンドが終了しない場合は引き分け、エラー落ちは無効試合。 仲間集めパート 最初の9人は固定枠として最初から希望軍に入っており、10人目以降を集めていく。 ランセレでターゲットを選び、勝てば仲間に入る。 3回戦ったターゲットは、ジュリアスエメリー8P、戦乙女サキ5P、Mr.Dragon-JC4Pの3名と戦わせて、 2人以上に勝った場合はランセレから除外、2人に負けるようであれば無条件で次パートから希望軍入りとなる。 合計対戦回数が180回になった時点で仲間集めは終了となる。 きぼぜつパート スタンダードな希望vs絶望形式。 復活は10人脱落毎に1人、特別戦は10戦毎に希望軍タッグVS絶望軍シングルと希望軍シングルVS絶望軍タッグを交互に行う。 希望軍は3勝すると脱落、裏切った絶望軍は裏切ってから2勝で脱落。 無差別戦や援軍はなし。 出場選手 + 希望軍(83名) キャラ名 カラー 製作者 設定 ボウケン 1P humi氏 マシロふぁんぐ 1P lunatic氏 AILv:2、人間操作設定:2鵺の表示:1、他設定:全て0 Xevel_LF 6P CJJを好む単細胞氏&交差氏 Yeen 6P 交差氏 ザガン 11P 軟骨カレー氏 カラーパレットは12P、回復量設定:2.0 アバターコア 3P STG氏 BGM:OFF チノちゃん 1P DORAGON.E氏 シールドレベル:0、シールド回復レベル:0チノちゃんの援護攻撃の発動確率:500 ベルゼバブ 1P STG氏 BGM:OFF、システム関連:全てOFF 保登心愛 12P 三吉氏 koyu@TWINT氏製AIパッチ適用ごちうさゲージスイッチ:ON、???スイッチ:ON 燃え盛る焔のゲーニッツ 1P 雑魚氏 Dragon Fairy 7P ゴンドワナ氏 本間麻衣乃 11P rakurai氏 ダイブキック凪 1P みーご氏 エモスイッチ:0 レン(軌跡シリーズ) 1P いるか、氏 機巧/攻撃/精神/EP:2HP/省EP/命中:3強化により以下の設定変更初期CP:200、フラッシュカード確率:100、DEF:100→300クォーツ:紅耀珠、機功3、水耀珠、蒼耀珠、金耀珠、銀耀珠、幻耀珠 アメジスタ 1P Mapelao氏 強化により初期フェイズ値:5 烈風のクロノア 1P Yururira氏 BGM:OFF アノニムタイプM 3P ワーグナー氏 Dセフィロス 2P 栄光夜氏 戦車みずか 7P MTK_D氏 システムライブラリ:5 呪いのジューダス 3P (笑)氏 仮面ライダー2号EX 3P ふみV3氏 ステゴロ少女カオリ 1P 影縫氏 リコイル率:100、食らい割り込みリコイルガード:0性能自重:-1、学習機能:OFF永久封印:ON 謙虚なナイト 1P BoC氏 AILv:6、パワーゲージ補正:94ブロッキング回復量:0、モードチェンジ:ON空ダ・黄金ループ回数:1ナイト初期モード:0、100とか普通に出すし:1通常&喰らい抜けブロッキング確率:1 アマネ=セレスタイト 6P ルナ氏 ふじみのアンダイン 2P リン酸トリエステル氏 暁絶N 3P 十字星Nkz氏 Try氏製AIパッチ適用AI:6、ベロシティ制限:0無情の太刀Lv4以上:2、ベロシティ脳:0対狂モードAI:ON、対狂モード:2ゲージ自動増加:3 アーデルハイド 1P Usual氏 AILv:10、ボスモード:ONゲージ関連:3、スクラーゲン追撃:ONセービングシフト設定:1、スキルゲージ常時MAX:ON Aジェダ 7P aaa氏 AILv:5、ステ抜け:400ダメキャン:700、自動攻撃スイッチ:ON Aブラックはぁと 9P ユヴィッチネント氏 3,9P強化スイッチ:ON、コンボ補正緩和:4hit数抜け実行hit数:8、カラーパレットは1P Eキム 2P みやび氏 守護されしほたるちゃん 2P kakeyぷらい氏 はいうぇい氏製体力表示パッチ適用バリア耐久数値:10、バリア常時反射化封印:ON ソリッド・スネーク 4P STG氏 大洗女子学園あんこうチーム 12P ゆ~とはる氏 コン氏製AIパッチ適用 無限リュウプ 1P SuperMario193281氏 サイクロッペス 1P aaa氏 ダメキャン:999、攻撃補正:1.00 いくら軍艦 4P 圧縮箱氏 ドクオ 12P サクラ氏 イミテーション 1P ソレイク氏 1P 永久の少女みずか 6P EINZBERN氏 カシウス・ブライト 9P いるか、氏 AI常時起動:ONアクセサリA:真・闘魂ハチマキ、アクセサリB:真・闘魂ベルト シナモン 3P KomoD氏 hatya氏製強化パッチ適用 マグニートー 1P Nobuyuki(信遊亀)氏 グラテン厨氏製AIパッチ適用サイロック:ON、永久:2、ダッシュ:1パターン:1、ガード硬直投げ:2、ガード:10 雷人サキ 1P みやび氏 攻撃倍率&防御倍率:2.0、ゲージ回復:20確率攻撃中無敵/確率くらい無敵:ON 赤(銀の刻のコロナ) 9P rakurai氏 黒白雛R 4P 交差氏 F氏のカイン 1P 製作者不明 アナザーブラッド 11P AkagiK氏 QAZ氏製AIパッチ適用AILv:11 武雷 1P 信楽氏 AILv:2 昇リュウ 1P 雑魚氏 一撃思考AI オロチソウル 12P モジャック氏 強化スイッチ:全て最大 KOF99クリザリッド(コート着) 1P humi氏 Nナインボール=セラフ 5P aaa氏 ダメキャン:1000 Mr.otoko 12P Nanachi氏 禍忌BOSS 4P ピヨ=ブラックバーン氏 ルガールズ&パンツァー 1P RugaPan is good氏 U霊夢 1P 熄癈人氏 性能スイッチ:並・強・凶からランダム 9条流レミリア 11P ni-san氏 全画面脳:5、コンボ補正:OFF 黒白美鈴 7P スー氏 ウルトラマンティガods 3P ふみV3氏 BGMの可否:0 Auxesia 3P ゆっくり氏 風神アキラ 1P KN*RS氏 無敵Lv:2、攻撃倍率:1.0 Sans 6P STG氏 2022年1月5日公開版 妖鬼-疎-萃香 1P 夫氏 分身数:14、分身の攻撃力:1分身の体力:500 Ace in the Hole 1P T.K氏 ゲージ量:2 輝夜・ハワード 3P ツキノア氏 レインボーロケット団したっぱ 1P HroHro氏 朱恋 8P スー氏 ポートガス・D・エース 12P 基準点氏 性能強化:OFF ユウちゃん&レイくん 12P えんたーく氏 宇宙の創造者 聖邪の天使 1P 紅蘭氏 通常無敵:0、ゲージ自動回復:0被弾無敵:20 アルビノジョーカー 1P 鮪氏 一括設定:2 外ハネピョコピョコ幸子 4P cwn氏 紫空の破戒僧白蓮 9P ピヨ=ブラックバーン氏 六丸都古Re-Easy 5P 609z氏 弱体化竜子1st 7P みーご氏 波動に目覚めたリュウ 3P ブチブティ氏 ナコルル 5P P.o.t.S氏 ぜろ+しょ号機氏製パッチ適用 美凰 1P 八百合氏 AI常時起動:ON、AI:5、ガードレベル:10本体性能:1、火のアルカナ性能:1 ですすたぁ 1P Mapelao氏&黒巻氏 弱体化:ON ハイパーザコ 1P 雑魚氏 本気グリンPス 7P ryu1sou氏 佐祐理HEXE 7P ゴンドワナ氏 Dリオン 1P noname氏 + 仲間集めパート登場キャラ(Part1~5) Part1 キャラ名 カラー 製作者 設定 CCホウオウ 2P 雑魚氏 六丸都古Re-Easy 5P 609z氏 燃え盛る焔のゲーニッツ 1P 雑魚氏 Dragon Fairy 7P ゴンドワナ氏 オム君 4P 七紙零氏 カムイ・クロウ 7P aaa氏 ダメージカット:1000 本間麻衣乃 11P rakurai氏 GoMyumgGook(VIP)Easy 4P NKYMD氏 ゾンビサウルス 1P さいき氏 攻撃倍率:2.0、アーマー:50LIFE:1250→2500 小龍 7P macbeth氏 アイリス 1P 漆黒氏 ペルソナ3主人公 11P UN氏 Part2 キャラ名 カラー 製作者 設定 ダイブキック凪 1P みーご氏 エモスイッチ:0 フリーきりたん 12P koyu@TWINT氏 クロエ・ハートフィールド 11P 木。氏 常時ゲージ上昇:231100、コンボ回避:210000コンボ回避のヒット数:50、プロテクションアーマー装甲値:1 Dセフィロス 2P 栄光夜氏 改変版汚い忍者 1P 製作者不明 デスティニーガンダム 4P 961000氏 ゴリラ 11P ますけんぷくん(チャド)氏 凶悪ロダ産パッチ適用 Aジェダ 7P aaa氏 AILv:5、ステ抜け:400ダメキャン:700、自動攻撃スイッチ:ON ヴェラシェリー 1P 黒巻氏 レン(軌跡シリーズ) 1P いるか、氏 機巧/攻撃/精神/EP:2HP/省EP/命中:3 アイリス 1P 名無しのぽろろ氏 韋駄天狗 1P にんにく氏 疲労耐久力:300、常時AI:ON アメジスタ 1P Mapelao氏 Part3 キャラ名 カラー 製作者 設定 烈風のクロノア 1P Yururira氏 BGM:OFF アノニムタイプM 3P ワーグナー氏 たべるんごのこ 1P ni-san氏 強化:0、ゲジマシ:5、食らい抜け:2ダメキャン:999、AI変更スイッチ:3他オプション項目:デフォルト、DEF:100→5 ジョルジュ長岡 11P サクラ氏 次元大介 1P HroHro氏 戦車みずか 7P MTK_D氏 システムライブラリ:5 マスターロズウェル 4P ゴンドワナ氏 呪いのジューダス 3P (笑)氏 仮面ライダー2号EX 3P ふみV3氏 ステゴロ少女カオリ 1P 影縫氏 リコイル率:100、食らい割り込みリコイルガード:0性能自重:-1、学習機能:OFF永久封印:ON Part4 キャラ名 カラー 製作者 設定 謙虚なナイト 1P BoC氏 AILv:6、パワーゲージ補正:94ブロッキング回復量:0、モードチェンジ:ON空ダ・黄金ループ回数:1ナイト初期モード:0、100とか普通に出すし:1通常&喰らい抜けブロッキング確率:1 アマネ=セレスタイト 6P ルナ氏 輝夜・ハワード 3P ツキノア氏 ええじゃないCAR 4P ワーグナー氏 ふじみのアンダイン 2P リン酸トリエステル氏 暴走庵 1P Usual氏 AILv:4、MAX2使用設定:1常時パワーMAX設定:32002要素追加/強化モード:ON グロリアス 2P リン酸トリエステル氏 翠恋 8P スー氏 暁絶N 3P 十字星Nkz氏 Try氏製AIパッチ適用AI:6、ベロシティ制限:0無情の太刀Lv4以上:2、ベロシティ脳:0対狂モードAI:ON、対狂モード:2ゲージ自動増加:3 アーデルハイド 1P Usual氏 AILv:10、ボスモード:ONゲージ関連:3、スクラーゲン追撃:ONセービングシフト設定:1、スキルゲージ常時MAX:ON Part5 キャラ名 カラー 製作者 設定 KARATE先生 5P kakeyぷらい氏 Aブラックはぁと 9P ユヴィッチネント氏 3,9P強化スイッチ:ON、コンボ補正緩和:4hit数抜け実行hit数:8、カラーパレットは1P Eキム 2P みやび氏 クーラD 7P masasi氏 無限リュウプ 1P SuperMario193281氏 F氏のカイン 1P 製作者不明 守護されしほたるちゃん 2P kakeyぷらい氏 はいうぇい氏製体力表示パッチ適用バリア耐久数値:10、バリア常時反射化封印:ON ソリッド・スネーク 4P STG氏 Mr.Dragon-JC 4P DLS氏 大洗女子学園あんこうチーム 12P ゆ~とはる氏 コン氏製AIパッチ適用 + 仲間集めパート登場キャラ(Part6~10) Part6 キャラ名 カラー 製作者 設定 ルゥリッヒ・バラハ 1P いるか、氏 絶対障壁耐久設定1:8、同2:7初期ゲージ数:4 CRAZY KUSANAGI 8P kms氏 Hデュオロン 12P DLS氏 常時AI:ON、AILv:10使い魔(斧、犬):あり Auxesia 3P ゆっくり氏 サイクロッペス 1P aaa氏 ダメキャン:999、攻撃補正:1.00 ヘカテーラ・アニムス 5P 交差氏 いくら軍艦 4P 圧縮箱氏 陰キャ(強化更新版) 1P 勝てない氏 堕瓏 7P Usual氏 AILv:10、強化モード:ON、スキルゲージ常時MAX:ON奥義・多重幻無暗頸の無敵:2、セービングシフト設定:1強制ダウン後起き上がりステート設定:1、吹き飛ばし攻撃強制ダウン設定:1奥義・多重幻無暗頸発動時の分身数:2 Part7 キャラ名 カラー 製作者 設定 ハイデルンEX 7P A,c,c氏 ドクオ 12P サクラ氏 激おこホワイト 3P ワーグナー氏 赤(銀の刻のコロナ) 9P rakurai氏 イミテーション 1P ソレイク氏 1P Marluxia 7P mugenプレイヤーの下っ端氏 アルシーヴ 4P カオス同盟氏 HPが有情のcnsを使用 葉桜サキ 1P ゴンドワナ氏 永久の少女みずか 6P EINZBERN氏 マッスル狼牙 5P 駄菓子菓子氏 クドラSTROM 1P ゴンドワナ氏 Part8 キャラ名 カラー 製作者 設定 カシウス・ブライト 9P いるか、氏 AI常時起動:ONアクセサリA:真・闘魂ハチマキ、アクセサリB:真・闘魂ベルト シナモン 3P KomoD氏 hatya氏製強化パッチ適用 七夜死貴 7P 3104氏 マグニートー 1P Nobuyuki(信遊亀)氏 グラテン厨氏製AIパッチ適用サイロック:ON、永久:2、ダッシュ:1パターン:1、ガード硬直投げ:2、ガード:10 黄えここ 1P ゆっくり氏 雷人サキ 1P みやび氏 攻撃倍率&防御倍率:2.0、ゲージ回復:20確率攻撃中無敵/確率くらい無敵:ON プルニス 12P 熄癈人氏 黒白雛R 4P 交差氏 Part9 キャラ名 カラー 製作者 設定 アナザーブラッド 11P AkagiK氏 QAZ氏製AIパッチ適用AILv:11 武雷 1P 信楽氏 AILv:2 わかさぎ姫 12P ピカポン氏 昇リュウ 1P 雑魚氏 一撃思考AI 八宝斉 4P humi氏 オロチソウル 12P モジャック氏 強化スイッチ:全て最大 無名の剣士 6P KN*RS氏 琥珀にゃん 8P 混沌の理氏 全領域親変更:OFF KOF99クリザリッド(コート着) 1P humi氏 Z-アリス・キャロル 4P ワーグナー氏 Nナインボール=セラフ 5P aaa氏 ダメキャン:1000 Mr.otoko 12P Nanachi氏 Part10 キャラ名 カラー 製作者 設定 イシュタル 12P Lates氏 AILv:11 禍忌BOSS 4P ピヨ=ブラックバーン氏 ルガールズ&パンツァー 1P RugaPan is good氏 トゥールスチャ 1P Volcez氏 U霊夢 1P 熄癈人氏 性能スイッチ:並・強・凶からランダム 9条流レミリア 11P ni-san氏 全画面脳:5、コンボ補正:OFF 黒白美鈴 7P スー氏 佐祐理HEXE 7P ゴンドワナ氏 ウルトラマンティガods 3P ふみV3氏 BGMの可否:0 + 仲間集めパート登場キャラ(Part11~15) Part11 キャラ名 カラー 製作者 設定 風神アキラ 1P KN*RS氏 無敵Lv:2、攻撃倍率:1.0 MP萃香 7P Nachel氏 ATK:100→500、DEF:100→1000 アレンジマルコ 2P ツキノア氏 Sans 6P STG氏 2022年1月5日公開版 妖鬼-疎-萃香 1P 夫氏 分身数:14、分身の攻撃力:1分身の体力:500 木花紅姫 4P ルナ氏 Ace in the Hole 1P T.K氏 ゲージ量:2 ボルトカイン 5P ぱすー氏 Wこまち 1P kms氏 1~6P耐性スイッチ:0、1~6P即死技使用スイッチ:01~6P攻撃中無敵:0 Part12 キャラ名 カラー 製作者 設定 ソウルキャリバー・インカーネーション 5P 交差氏 レインボーロケット団したっぱ 1P HroHro氏 グローリア 1P プレート氏 蒼銀の錬金術師確率:999、同パワーゲージ回復:1000ダメージ時無敵付与:80、被ダメージ増減:1、攻撃力倍率:1.5 朱恋 6P スー氏 ポートガス・D・エース 12P 基準点氏 性能強化:OFF ユウちゃん&レイくん 12P えんたーく氏 G-緋雨閑丸 5P ももま氏 PKテリー 3P 氏氏&SuperMario193281氏 宇宙の創造者 聖邪の天使 1P 紅蘭氏 通常無敵:0、ゲージ自動回復:0被弾無敵:20 アルビノジョーカー 1P 鮪氏 一括設定:2 香風智乃 1P sudara13氏 カオス同盟氏製AIパッチ&みーご氏製ボイスパッチ適用AILv:2 Part13 キャラ名 カラー 製作者 設定 ラビリスタ 1P YamiYuki氏 才能開花レア度:1 外ハネピョコピョコ幸子 4P cwn氏 フ蛟 9P humi氏 カオス同盟氏製AIパッチ適用AILv:2、hit数抜け:1 ツーヤ 7P EINZBERN氏 紫空の破戒僧白蓮 9P ピヨ=ブラックバーン氏 霊烏路空 12P biyo氏 ヤムチャ-NoG Edition- 6P 栄光夜氏 草薙京(フレイムスタイル) 1P kakeyぷらい氏 B-日向義仲 4P ももま氏 バーニング布都 12P Aegis氏 強化スイッチ:2 Part14 キャラ名 カラー 製作者 設定 弱体化竜子1st 7P みーご氏 波動に目覚めたリュウ 3P ブチブティ氏 Freezing Knight_BC 5P CJJを好む単細胞氏 AILv:4、BGM:OFF ナコルル 5P P.o.t.S氏 ぜろ+しょ号機氏製パッチ適用 美凰 1P 八百合氏 AI常時起動:ON、AI:5、ガードレベル:10本体性能:1、火のアルカナ性能:1 迸る鮮血のコープス 7P Notfound氏 ステラ・プレチェス 5P 交差氏 アユミ 1P みやび氏 気配遮断:3、回避:3、絆ランク:8 魔法少女七夜 4P アーカイド氏 Part15 キャラ名 カラー 製作者 設定 ブレイブソルジャー 5P 交差氏 ぼたんえんど 1P MK氏 攻撃性能レベル:1、放送禁止用語自重スイッチ:1耐性レベルスイッチ:1、被弾時のダメージ量調整:300激おこ大魔法使用条件変更スイッチ:1 ですすたぁ 1P Mapelao氏&黒巻氏 弱体化:ON ハイパーザコ 1P 雑魚氏 Lapis 3P nix氏 ジェネラル New-Code-AI版 交差氏 Mettaton 3P STG氏 Crazy Red Comet 1P さいき氏 ATK:100→300 魔神エトナ 7P 軟骨カレー氏 本気グリンPス 7P ryu1sou氏 Dリオン 1P noname氏 + 絶望軍(60名) キャラ名 カラー 製作者 設定 No.1 クレーンクレーンフィーバー 1P 圧縮箱氏 クレーン画面最大出現数:3ボンバー画面最大出現数:3 No.2 残像飛影(幽☆遊☆白書) 6P NKYMD氏 No.3 たいやき純真天使あゆ 7P キヰ氏&回天寿司氏 AILv:3、リコイルガード確率:1000リコイルガード回復レベル:3 No.4 笑顔島村卯月 12P ユグシック氏 12P基本攻撃力/同防御力:4、課金テレポート確率:500アピールチャンス発生確率:250、ハイパーアーマー:ONシンデレラマジック:105511、開幕自動エナンザム:-20エナンザム持続時間:346000、エナンザム使用可能回数:4 No.5 ミルクラストターン遊星 1P hatya氏 No.6 朝だよ名雪ちゃんRemix 3P Digoxin氏 カスタム設定&攻撃性能:3、防御性能:1、反撃性能:7AILv:15、でばぐ:0、カラーパレットは1P No.7 1000年ジラーチ 1P gen氏 攻撃倍率:7.0、被ダメ倍率:1.0即死技を使用:ON No.8 代わり恐るべき子供たち 綾波レイ 1P ぜろ+しょ号機氏 固定ダメ設定:30 No.9 長男竈門炭治郎 9P あんころね氏 No.10 長女陽子PM 12P koyu@TWINT氏 食らい抜けスイッチ:ON No.11 特殊勝利遊戯王DMGB 3P NKYMD氏 攻撃弱体化:ON、AILv:400、BGM:OFF被弾ダメージ固定:400、被弾無敵:0、反撃:13Pのエクゾディアが揃う速さ:300 No.12 失礼冨岡義勇 10P 栄光夜氏 攻撃力補正:0.7 No.13 雷ライコウ 8P キヰ氏 カラーパレットは1P No.14 お金遠坂凛 12P 如月竜人氏 開幕覚醒:1、12P性能強化スイッチ:ONAI専用散財マシンガンスイッチ:ON、12P時タイム停止解除:ON12P専用おまけ強化スイッチ:ON、回避行動強化:512P専用サキスパ強化スイッチの空中サキスパとサーキットブレイクしない:ON No.15 やれやれスターダストクルセイダー 1P No.26氏 spiderman氏製ボイスパッチ適用 No.16 神夫アンデルセン神父 3P KN*RS氏 No.17 一人ぼっち萌え王杏子 1P AceBlust氏 通りすがる名無し氏製スプライト修正パッチ適用 No.18 ひまひまスーパー佳乃 12P ふみV3氏 LIFE:1000→612、カラーパレットは1P No.19 無敵ケンシロウ 12P nameless氏 ralhorn氏製AIパッチ適用AILv:11、トレーニング設定:891カラーパレットは4P No.20 生きた絶剣 12P 三台目氏 AIクイック:9、ダメージレベル:5、心眼:10絶剣レベル:3、狂カラーオプション:2・10・0、カラーパレットは7P No.21 地球人超サイヤ人4ベジータ 3P KN*RS氏 NKYMD氏製AI&改変パッチ適用 No.22 調停Grand Order 4P T,K氏 被ダメージ上限設定:1.5 No.23 砕破トキtype砕破 8P かまぼこサイハ氏 カラーパレットは4P No.24 小鳥神戸小鳥 12P しーぽん氏 sudara13氏製パッチ適用AI常時起動:ON、カラーパレットは1P No.25 小学生カンナカムイR 12P koyu@TWINT氏 AILv:12、自動ゲージ増加:6、ライフ回復:2常時カンナちゃん:1、完璧な手札:1、常時AI:ON No.26 美食ペコリーヌ 1P YamiYuki氏 才能開花レア度:3 No.27 マスターマスターガンダム 7P STG氏 BGMスイッチ:OFF、即死強化:1 No.28 閃光大魔道士ポップ 12P 三吉氏 コン氏製AIパッチ適用、AI常時起動:ON No.29 魔物魔物狩りの使者 12P ヴィキラ氏 No.30 ロボット衛宮士郎 6P 栄光夜氏 No.31 消化器美樹さやか 1P kira氏 AILv:10、被弾ダメージ:1000、もろもろ:3絶望の一撃の使用時間:999、ダメージキャンセル:50 No.32 処理櫟井唯 12P カオス同盟氏 LIFE:1000→1111、DEF:100→324 No.33 運命前原圭一 12P 栄光夜氏 雛見沢小足/どこからでも運命を変えてやる:ON固有結界強度:2.0、攻撃力:2.0ゲジマシ:15、アーマーの被弾ダメージ倍率:0.5 No.34 天井ヒードラン 10P ゴンドワナ氏 AI常時起動:ON No.35 逃げるスーパージョセフ 1P STG氏 ステ抜け/ブロッキング/ゲジマユ/体力が減る度固くする:ON大ダメ無効:300、LIFE:1500→3000 No.36 10倍超サイヤ人4孫悟空 12P オカチャンマン氏 状態変化制限スイッチ:3、超本気時のBGM再生スイッチ:OFF No.37 悪い子間桐桜BMW 1P humi氏 No.38 シャボン玉みちる 1P MTK_D氏 ダメージレート補正:1.0、AI常時起動:1~6PでON、パワーリジェネ:-1身隠しの術時間設定:180、怪しげな品揃え使用設定:全てON『アシスト』クールタイム強化:ON、みちるジェノサイド強化:ON No.39 しまパン水無月遥 12P SHELD氏 HAL氏製AIパッチ適用 No.40 いたずらマルク 1P まるがお氏 設定全てON、LIFE:350→500、TU回復記述追加 No.41 家族ドンキホーテ・ドフラミンゴ 12P nanachi氏 No.42 ほっぽ北方棲姫 12P みずふぅ氏 つづら氏製AIパッチ適用防御レベル:10、弾幕レベル:10、AI常時起動戦闘タイプ:1、必殺技強化スイッチ:3艦載機増量スイッチ/バグ昇竜スイッチ/港湾棲姫常駐スイッチ:ONゲジマユ記述追加 No.43 最終強化ちせ 1P 只の案山子氏 被弾時無敵:5、攻撃力倍率アップ:2.5以下全てONライフ管理/常時ゲージMAX/反射攻撃時無敵/アーマー化/セレス許可 No.44 人助けヒヨリ 1P YamiYuki氏 才能開花レア度:4 No.45 団長オルガ・イツカ 10P STG氏 RAGE OF DUST:OFF、イオフレーム獅電改:1 No.46 終焉マジンガーZERO 1P バルバトス氏 コン氏製AIパッチ適用AILv:13、常時AI起動:ON No.47 危険でんぢゃらすじーさん 12P カオス同盟氏 ハジケスイッチ:2 No.48 黄金ベアトリーチェ 1P humi氏 No.49 卵焼き瑞鳳 12P ピカポン氏 瑞鳳改のカラーパレットを使用 No.50 黒キリト 1P kira氏 キリト初期LIFE変更:9300ダメ、二刀流スキル/隔離使用:ONLIFE回復技使用:0、戦闘中自動回復/ジ・イクリプス確殺スイッチ:OFF No.51 麦モンキー・D・ルフィ 10P 栄光夜氏 No.52 雷迅[雷迅卿]アルベール 1P 残河氏 武器設定:5、無敵設定:4 No.53 山田イヴ・ノイシュヴァンシュタイン 12P 三吉氏 万事屋れぐるす氏製強化パッチ適用ミッシングリンクモード、AI常時起動:ON No.54 幼女ロリカード 12P 工場長2621氏 狂化設定:5 No.55 牛鬼結城友奈 12P Arumikan氏 カサブタ氏製AIパッチ(2018/2/25更新版)適用火車スイッチ:1、散華があるかどうか:2、くらい抜けの上限回数:5満開時一撃使用可能満開回数:0、一撃当身使用可能満開回数:0AILv:5、AI満開使用体力設定:0、ゲジマシ記述追加 No.56 薔薇十六夜アキ 1P hatya氏 No.57 パイピンキーパイ 12P 木。氏 AI常時起動、12Pのコンボ補正:412Pの超必殺技ヒット時の相手の挙動:1マジックバリアリペアタイム値:500 No.58 死神黒崎一護 1P Aegis氏 開幕解放/解放上限:共に虚化強化スイッチ:ON、LIFE:1000→1500 No.59 絆創膏0² 5P axois氏 バリア耐久値:350、耐性強化:PalNo5 No.60 十五十五漢ジョンス・リー 11P humi氏 発剄返し率:100、AILv:11カラーパレットは1P 関連大会 アニメ化作品限定 小規模希望VS絶望大会 狂ランク中心 国内アニメ化作品キャラ ターゲット大会 戦況を掴め!毎戦ランク交代式大会 アニメ化作品限定 希望vs絶望大会~あの夏の続きを~ らんらん式で仲間を集めてチーム戦大会 コメント 希望軍のサンズは2022年01月05日にアップロードされているものを使用で -- masumasu (2023-02-05 21 28 27) 名前 コメント シリーズ 狂上位アニメ化きぼぜつ
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「エターナルフォースブリザード!敵じゃなくてわたしが死ぬ」 「変なこと言ってないで歩きなさい!」 吹雪の中、かがみとこなた、それにつかさとゆたかがボイラー施設を目指して歩いていた。 吹雪が収まってきているとはいえ、雪に関しては素人の四人が歩くにはなかなか大変だった。 「だってかがみー。寒いよ歩き難いよー…ってか、ゆーちゃんとつかさ大丈夫?」 こなたは振り向いて、お互いを支えあうようにして歩いている、ゆたかとつかさに声をかけた。 「う、うん…なんとか」 つかさがそう答え、ゆたかは無言で頷いた。 「アレね…」 かがみは吹雪の中に見える建物へ、真っ直ぐ向かった。そして、入り口に近づきドアノブに手をかける。と、そこでかがみは振り返り、後ろについてきていた三人の方を向いた。 「中に入る前に、一つだけ約束して」 「な、何?」 「これから、何があってもわたしを信じて。勝手な行動は絶対にしないで。いいわね?」 三人は顔を見合わせた後、ほぼ同時に頷いた。それを見たかがみは頷き返して見せると、ボイラー施設の入り口をゆっくりと開いた。 外とはうって変わって、少し蒸し暑さを感じる施設内。かがみは、他の三人が入ったのを確認した後、ドアを閉めた。 防音がしっかりしてるのか、外の吹雪の音は全く聞こえなくなった。そのかわりに、ボイラーの低い駆動音が響いていたが。 かがみは、少し薄暗い施設内に向かって大きめの声で呼びかけた。 「いるんでしょ?出てきなさいよ…みゆき」 - 白雪は染まらない~解決編~ - かがみの呼びかけに答えるように、人影がゆっくりと暗がりの中から出てきた。こなた達が目を凝らしてみると、それは確かにみゆきだった。みなみが着ていたのと同じ防寒具を着ている。 「…ゆきちゃん…生きてたんだ…」 つかさが呟く。それが聞こえたのか、みゆきは力なく微笑み顔を伏せた。 「あの死体、やっぱりみゆきさんじゃなかったんだね」 こなたの言葉に、かがみが頷く。 「じゃ、アレは一体誰?」 「…そうね…どこから話そうかしら?…それともみゆき、あなたが話す?」 かがみがそう言うと、みゆきは首を振った。 「そう、自分で言う気はないのね…じゃ、わたしが説明するわ」 かがみは顎に手を当てて、少し考え込んだ。 「そうね…まずは…あの場所で、本来死んでいたのはみゆきだったのよ」 「え?どう言う事?」 こなたが驚いてかがみの方を見た。 「つまり、みゆきを殺そうとしてた人がいたってこと…それが、みなみちゃん」 「み、みなみちゃん!?」 かがみが出した名に、ゆたかが反応する。かがみはゆたかの方を向いて、はっきりと頷いた。 「どうして…みなみちゃんが…あっ、まさか…」 ゆたかはみなみの動機をかがみに聞こうとして、それに思い至った。 「そうよ、みなみちゃんとみゆきは旅行が始まる前から不仲だった…それが恐らく動機」 「みゆきさんがみなみちゃんを…って可能性は無いの?」 こなたがそう聞くと、かがみは首を横に振った。 「無いと思うわ。少なくとも、今日のスキー場での一件を見る限りでは、みなみちゃんが一方的にみゆきに敵意を抱いていたみたいね…この旅行にみなみちゃんを誘ったこともそうだけど、みゆきの方はみなみちゃんと仲直りしたかったんじゃない?」 かがみがみゆきの方を見ると、みゆきは小さく頷いた。かがみはそれを見ると言葉を続けた。 「そして、みなみちゃんはそれを利用して、今回の殺害計画を立てた」 かがみの言葉に反応するものはいない。まだ信じられないのだ。自分の親友が、後輩が、そんな事を企てていた事を。 「まず、みなみちゃんはオーナーさんからいつ吹雪くかを聞き出しておいた。そして、吹雪が来る今日に決行した」 かがみは腕を組んで左右にうろうろしながら説明を続ける。 「あの時は偶然みゆきが原因で揉め事が起きたけど、それがなかったら、恐らくみなみちゃんが自分でみゆきとの揉め事を起こすつもりだったんでしょうね」 「どうして、そんなことを?」 「一つは自分が夕食の席に出なくても、みんなが納得する理由を作ること。そしてもう一つは、みゆきを部屋に一人にすること。みゆきに罪悪感を抱かせ、みんなから遠ざけようとしたのね…そして夕食の時、みなみちゃんはみゆきの部屋に行って、ベランダの部屋から見えない位置にロープを結び付けておいた」 「みゆきさんまで夕食断って、部屋にこもるって可能性は考えなかったのかな?」 「その辺りは賭けみたいな部分もあったんだろうけど、みゆきは誘われればあまり断らないからね…その辺も計算に入れてたのかも」 「…なるほど」 「続けるわよ…そうやって外から部屋に入り込める準備を整えたみなみちゃんは、みゆき以外の人間が一階にいることを確認して、オーナーさんにボイラー施設の様子を見に行くと言って、外に出た」 「二階に二人きりだったんだから、そのままみゆきさんの部屋に行って…てのは考えなかったのかな?」 「それだと、みなみちゃんがすぐ怪しまれるじゃない」 「あ、そっか…」 「外に出たみなみちゃんは一旦ボイラー施設に行って、薪割に使ってた斧を持ち出して、みゆきの部屋に向かった。そしてベランダに結んだロープを使って登り、部屋にみゆきしかいないことを確認して、窓を叩くなりしてみゆきを自分に気付かせ中に入れてもらった」 「まって、かがみ。そのみなみちゃんの行動、すごく怪しいじゃない。みゆきさんがすんなり中に入れるのかな?」 「こなたはみゆきが吹雪の中で立ちんぼうになってるみなみちゃんを、怪しいって思って放置しとくと思う?」 「…思わない」 「でしょ?まあ、みゆきじゃなくても、どうしてそんなところにいるのか、理由を聞くために中に入れると思うわ…で、中に入ったみなみちゃんは、二人きりで話がしたいとか理由をつけて部屋の鍵を閉め…みゆきを殺した後、外から窓を叩き割って外部の犯行に見せかけようとした。斧を凶器に選んだのはこのためね。窓を割ったのはドアから出て行くのはおかしいし、普通に出て行った場合は窓の鍵が開いたままになって、みゆきが窓から侵入者を招きいれた…つまり、親しい人物の犯行だとばれてしまうからよ」 誰かが息を呑むのが聞こえた。 「かがみ…でも、みゆきさんはここに…」 震える声でいうこなたに、かがみは頷いて見せた。 「そう、みゆきは生きている…逆にみなみちゃんを殺してしまったから」 ボイラーの音が大きくなったような気がした。沈黙の中、こなたがゆっくりとみゆきの方へと視線を向ける。 「じゃ、じゃあ…あの部屋で死んでたのは…」 「ええ、みなみちゃんよ」 ふらりと、ゆたかが後ろに倒れそうになる。隣にいたつかさが、慌ててその身体を支えた。 「みゆき。ここまでで何か言う事は?」 かがみがそう聞くと、みゆきは首を横に振った。 「ありません…」 そして、消え入るような声でそう言った。 「まあ、みなみちゃんがしたことはみゆきには分からないから、正解かどうかは分からないわよね…で、ここからはどうするの、みゆき?」 かがみにそう言われたみゆきは、ゆっくりと顔を上げた。 「かがみさんは、どこまで分かっているのですか?」 「…あなたが何を考えていたのかは分からないけど、やったことは大体分かるわ」 かがみがそう言うと、みゆきは再び顔を伏せた。 「そ…じゃあ、こっちで話すわ。さっきも言った通り、みなみちゃんはみゆきの部屋の中に入った後、みゆきを殺そうとした…でも、それは上手くいかず、逆にみなみちゃんが殺されてしまった。まあ、故意ではないでしょうね。みゆきが抵抗してもみ合っているうちに…ってところかしら」 「あ、じゃあ、ガラス割れる音の前に聞こえたアレって…」 「ああ、そういえばそんな事言ってたわね。そうね、みゆきとみなみちゃんが争っていた音だったのかもね…それで、みなみちゃんを殺してしまったみゆきは、自分とみなみちゃんの着ている服を入れ替え、斧でみなみちゃんの首を切り落として窓から外に出て、窓を叩き割ってベランダから飛び降り、ボイラー施設に入ったってわけ」 「…どうして、分かったのですか?」 みゆきが呟くようにかがみにそう聞いた。 「そうね…不自然な点が三つあったからかしらね。一つは窓の割れたタイミング。もう一つは、、みなみちゃんが帰ってこなかったこと…そして、首が切り落とされていたこと」 顎に手を当てて、考えを整理しながらかがみが言葉を続ける。 「窓が割れた音を聞いたわたし達は、すぐに二階へと上がった。みゆきの部屋の異変に気がつくまで、数分もかかっていないわ。そんな短時間で、みゆきを殺して首を落とすなんて出来ないわね。それに、外からこなた達がドアを叩いて呼びかけていたから、それに気がついたみゆきが助けを求めてくるはずだしね…」 「みなみちゃんが帰ってこないって、そのままどこかに逃げたって考えなかったの?」 「それも考えたけど…そうね、みゆきを殺した後逃げるっていうのなら、それこそこなたが言った通り、二階に二人きりになったときにみゆきの部屋に直接行って、事が終わったらそのまま出て行けばいい。いいんだけど、防寒具の問題があるわね。いくらみなみちゃんが雪に強いとは言え、吹雪のきつい時にスキーウェア程度じゃまともに外を歩けるとは思えないわ。だから、防寒具の調達とアリバイ作りのために、オーナーさんにボイラー施設を見に行くと言ったのよ」 「首のことは?」 「みなみちゃんが犯人だとしたら、みゆきの首を落とす理由がないわ。首を落とす理由って色々あると思うけど、一番大きいのはその死体の身元を分かり難くする、もしくはめつの人間だと誤認させる事だと思うの。でも、死体があったのはみゆきの部屋。死体が着ていたのはみゆきの服。首が無くても、その死体がみゆき以外と誤認できないわ」 そこでかがみは、みゆき以外の一同の顔を見渡した。 「現に、わたしも含めてここにいるみんなはアレをみゆきだと認識した。だとすれば、みゆきを殺してその死体をみゆきと誤認させる…そんなおかしな話は無いわね。そして、首を落とすという作業を加えることで、どんなリスクが発生するか分からない。みなみちゃんにそうする理由は全く無い。にもかかわらず、首は落とされていた…なら、首が落とされていたのは、みゆき以外の誰かの死体をみゆきと誤認させたかったと考えるのが、自然じゃないかしら?」 かがみはみゆきの方を向いた。みゆきは変わらず顔を伏せている。 「これ以上は、わたしには分からないわ…みゆき。あんたが、何を思ってこんなことやったのか。それを言えるのはアンタだけよ」 それでも、みゆきは顔を上げない。 「…本当に、殺すつもりは無かったんです」 しかし、俯いたままみゆきは呟くように話し始めた。 「ただ、みなみさんを止めようとしていただけなんです…でも、気がついたら、みなみさんが動かなくなっていて…どうしようって、ただそれだけ考えて…わたしはわたしを殺すことにしました…みなみさんはそうしたかったでしょうから」 みゆきの声に嗚咽が混じる。 「…分かっていたはずなんです…こんなことしても何にもならないって…でも、このままだとみなみさんが可哀相だと…みなみさんがやりたかったことを、成し遂げさせてあげないとって…それだけ思って…」 後はもう言葉にならなかった。施設内をみゆきの嗚咽だけが響く。こなたもつかさもゆたかも、何を言っていいか分からず、無言でみゆきを見つめているだけだった。 「みゆき…みなみちゃんはどこ?」 かがみが腕を組んだまま、みゆきにそう聞いた。 「どこってかがみ…みなみちゃんはあの部屋に…あ、もしかして」 こなたが何に気がついたか察したかがみは、こなたに頷いて見せた。そして、みゆきに向き直る。 「あんたが何処かに捨ててくるっての、考えられないから…あるんでしょう?みなみちゃんの残りの部分…首が」 かがみがそう言うと、みゆきは施設の奥の方を無言で指差した。一同がそちらの方を良く見ると、人の首らしきものが見えた。 「…み、みなみちゃん…みなみ…ちゃん…」 ゆたかがソレに向かい、ふらふらと歩き出す。しかし、かがみが腕を前に出してそれを制した。 「かがみ先輩…」 「こなた、ゆたかちゃんを押さえといて…わたしが行くわ」 「え、でもかがみ…」 「いいから。言ったでしょ?『わたしを信じて』って」 「…うん」 こなたがゆたかを軽く抱きしめるのを確認したかがみは、施設の奥へと向かった。そして、首らしき物の前に立ち、一つ頷くとつま先でソレを蹴り倒した。 なんとも言えない沈黙が施設内に広がる。 「ちょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!??」 「かがみなにしてんのぉぉぉぉぉぉぉっ!!??」 そして、つかさとこなたの叫び声が響き渡った。ゆたかはこなたの腕の中からずるずると滑り落ちて、床に座り込んだ。 かがみは溜息を一つつくと、蹴り倒したものを拾ってこなた達の方に歩いてきた、そして、手に持ったものをこなたに投げ渡した。 「わ、わわわ…ちょ、かがみ…」 「よく見なさい」 「え?………あ、あれ?これって…マネキン?」 こなたが手にしていたのは、髪型こそみなみと同じだったが、顔はぬっぺらぼうのマネキンだった。 「そ、マネキンよ…で、ここにあるのがソレってことは?」 「え…あ…もしかして…部屋にあったアレも…?」 「そ、アレも人形。あっちはマネキンって感じはしなかったから、蝋人形かなにかかしらね」 「はい、あちらは蝋人形です。マネキンだと、パッと見でばれてしまいそうでしたから」 聞こえてきた声にこなたが振り向くと、そこにはいつもの笑顔をたたえたみゆきが立っていた。 「どこでお分かりになりました?」 みゆきがかがみにそう聞くと、かがみは腕を組んだまま答えた。 「こなたがね、あの死体もどきをつついたのよ。それで『堅い』って言ったのよね」 「え、でもあれって凍ってたんじゃ…」 「こなた、よく思い出して。床やベッドの上がどうなった?」 「…確か、ぐしょぐしょになってた」 「そうよ。ペンションの暖房は、部屋ごとじゃなくて全館同じ温度にしか出来ないって言ったわよね?それはあの部屋も例外じゃないのよ…吹雪が入り込んでいたから寒いって錯覚してたけど、少なくともベッドの上くらいまでは雪が溶けるくらいの温度だった。だったらそこにある死体が凍りつくってことはないのよ」 「あ…」 「だから、あれは凍らなくても堅いもの…人形だって思ったのよ」 「じゃ、じゃあ、最初から誰も…」 「そう、誰も死んでない。これは、みゆきが仕込んだお芝居だったのよ…そうよね、みゆき?」 かがみがそう言うと、みゆきは頷いた。 「はい。流石はかがみさんですね」 嬉しそうなみゆきに、かがみは溜息をついた。 「まったく…ちょっと性質が悪いわよ?」 「ふふ、でもかがみさんは少し楽しそうでしたよ?」 「う…いや、それは…みゆきのお芝居って気付いたから、ちょっと探偵役でノッてあげようかなって…」 そっぽを向くかがみの袖を、こなたがクイクイと引いた。 「なに?こなた」 「えっと…なにがどうなってるの?」 「あーっと…最初から説明するわ。みゆき、間違ってるところあったら言って」 「はい」 「多分、みゆきとみなみちゃんはこの旅行が始まる前からこの計画を立ててたんでしょうね。んで、ゆたかちゃん経由でみなみちゃんを誘ったり、旅行が始まってから一言も口聞かなかったりして、自分たちが不仲であるように見せた…みゆきがゆたかちゃんにスキーでぶつかりかけたってのもわざとかしら?」 「はい、予想以上に近くまで行ってしまい肝を冷やしましたが…あの時はすいませんでした」 みゆきがゆたかに向かって頭を下げる。ゆたかは唖然としているようだった。 「後は、大体最初の推理どおりに事を運んでいったんでしょうね。みゆきとみなみちゃんがグルなんだから、食事の時にみゆきが一階に下りないとか、偶発要素が無くなるから楽なものよね」 そこで、かがみが一旦言葉を切ってみゆきの方を見た。間違ってないと答えるかのように、みゆきが頷く。それを見たかがみが話を続ける。 「違うのは、みなみちゃんが外に出てからね。ボイラー施設に隠してたのか、みゆきの部屋の下に隠してたのか…蝋人形だから溶けないように部屋の下かしらね…とにかく人形をベランダから下げたロープに結び付けて、ベランダによじ登った後で引き上げた。そして、部屋の中にいるみゆきを呼んで中に入り、人形にみゆきの服を着せてベッドに寝かせる。後は二人とも外に出て、窓を割ってベランダから飛び降りた…みゆきはそのままここにきたみたいだけど、みなみちゃんは?」 「みなみさんはペンションの方にいます。先ほど連絡を入れておきましたから、そろそろ来る頃だと…」 みゆきが懐から無線機を取り出してそう言った。その直後に、施設のドアが開いてみなみが入ってきた。 「…ど、どうも」 みなみが申し訳なさそうに頭を下げる。 「連絡って何時の間に…」 「わたしたちが、マネキンの首に気をとられてる間にでしょうね…みなみちゃんはみゆきの部屋から出た後、すぐにペンションの玄関にいって、わたしたちが二階に言っている隙に中に入ったんでしょうね。入るタイミングは…あの時下にいたオーナーさんが合図を出したのかしら?」 かがみがそう聞くと、みなみは黙って頷いた。 「え、まってかがみ…じゃ、オーナーさんもグルだったってこと?」 「そうよ。当たり前じゃない。窓割って部屋を雪まみれにするようなこと、オーナーさんの許可なしで出来るわけ無いじゃない」 「あ、そっか」 「被害者も加害者も、舞台の責任者もグルなんだから、どんなトリックも作りたい放題よね」 「あ、それで反則…」 「そういうこと…ま、今回はそのトリックを解かせるのが目的だったみたいだけどね。ベランダにロープを残したままだったのも、ヒントのつもりだったんだろうし」 そういいながらかがみがみゆきの方を見ると、みゆきは嬉しそうに頷いた。 「はい。旅行に少しサプライズをと思いまして…楽しんでいただけましたか?」 みゆきがそう言うと、こなたとつかさの二人がげんなりとした表情を見せた。 「…楽しんだというより、疲れたよみゆきさん」 「そうだよゆきちゃん。わたし、本気で怖かったんだからー」 「そうでしたか。もう少し内容をソフトにするべきでしたね」 こなた達に向かって、少し困った顔で答えるみゆき。それを見ていたかがみは、ふと思いつくことがあってみなみの方を見た。 「そう言えば、みなみちゃんはどうしてわざわざペンションに戻ったの?みゆきと一緒にここにいた方が、変なところでバレるリスクは少なかったでしょうに」 「…それは…わたし、ここの蒸し暑さが苦手で…あんまり長く居たくなかったんです…」 「なるほど…でも、あんまりこういうこと安請合いしないほうがいいんじゃない?」 「…みゆきさんには、よくお世話になってますから、断りきれなくて…あと、わたしも少し、おもしろいかなって思ってしまって…」 「そっか…ま、結構悪ノリしてたわたしが言えたことじゃないとはおも…」 かがみはそこで言葉を失った。何かおかしい。なんでこの蒸し暑いボイラー施設の中で、こんな冷気を感じるのか。 「…みなみちゃん…高良先輩…」 心まで冷えそうな声。聞こえてくるほうを見ると、床に座り込んでいたゆたかが、ユラリと立ち上がるのが見えた。そして、ゆっくりとみゆきとみなみの方へと歩いてくる。 「…少し、おはなししましょうか…?」 「ひっ!?こ、小早川さん…これは…その…」 「ゆ、ゆたか…わたしは…」 にじり寄ってくるゆたかに対し、みゆきとみなみは動けないまま首を横に振るだけだった。まるで、目の前の小さな少女が生存本能を脅かすかのような、恐怖の対象であるかのように。 「ゆ、ゆたかちゃん、ちょっと…」 かがみがゆたかの方に行こうとすると、誰かに袖を掴まれとめられた。 「…あれはもう無理だよかがみ。ゆーちゃんが本気でキレた」 「…ヤバイの、それ?」 「昔、ゆーちゃんを本気で怒らせたことあるんだけど………鼻水垂らしながら泣いて謝る羽目になったよ」 かがみは息を呑んだ。こなたにそこまでさせる恐怖が、ゆたかの中にあるというのか。 「…行こう。わたし達に出来ることは、もう何もないよ」 「う、うん」 こなたに促されて、かがみは恐怖で震えているつかさを連れて、施設の出口へと向かった。 「ゆたか…そ、その…わたしが悪かったから…ま、待って…」 「あ、か、かがみさん…待って下さい…た、助け」 みゆきの助けを呼ぶ声は、無情にも閉まるドアに遮られた。 外はもう風が凪ぎ、雪だけが深々と降り注いでいた。 「さて、どうする?」 こなたがそう聞くと、かがみは溜息をついた。 「とりあえず、寝たいわ」 「…そだね」 つかさがかがみの意見に同意し、三人はペンションへと歩き出した。 ふと、かがみはみゆきが言っていたという首狩鬼のことを思い出した。みゆきが知っててオーナーが知らなかったあれは、わざと不自然さを残すためのみゆきの演出だったのだろうか。 かがみはボイラー施設の方を見た。そして、思う。 首を狩るかは分からないけど、鬼というものはたしかにいた…と。 - おしまい -
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「さっそくだけど、あたしの名推理を披露するわ!」 腕に「名探偵」という腕章をつけたハルヒがそう宣言した。 「まず状況を整理するわね。古泉君は今来たばっかだし。」 「そうして頂けると、ありがたいです。」 「あたしとキョンは一緒に部室に来た。でも鍵がかかってたのよ。 中でみくるちゃんが着替えてるのかと思ったけど、返事が無かった。 だからキョンと一緒にスペアキーを取りに行ったのよ。そうよね?キョン。」 「ああ、そうだ。」 「でも職員室の前でみくるちゃんと会ったの。だから不思議に思ってね。 あたしとキョンとみくるちゃんの3人で部室に入ったら、コレよ。」 ハルヒは無惨な姿になったパソコンを指差した。 「それで鍵は部屋の中に落ちていたわ。つまりこの部屋は密室だったってワケ。 でも窓は開いてたから、恐らくそこから脱出したと思われるわ。 ロープも下に落ちてたしね。」 「で、でもぉ、ロープで降りたりしたら目立つんじゃぁ……下は人が多い場所ですしぃ。」 「下に逃げたとは限らないわ。犯人は、横に逃げたのよ。」 「横、ですか?」 「そうよ。横の教室は今は使われてないわ。 それを利用して、この部室の窓と隣の部屋の窓にロープで道を作ったのよ。 そしてそのロープを使って隣の部屋に逃げた……そんなとこね。」 「では、この事件の犯人は?」 「私達に恨みを持つ外部の人間ね。まだ特定は出来ないけど、コンピ研部長とか怪しいわね! あとは締め上げて吐かせれば……」 「そこまでだ、ハルヒ。」 俺はハルヒの「名推理」を遮った。もうこれ以上、コイツに推理させるワケにはいかない。 それは、犯人の描いたシナリオに乗ってしまうことになるからだ。 「何よ、せっかくいいところだったのに!文句あるわけ?」 「ああ。このままだと間違った結論に導かれてしまうからな。 このトリックには無理がある。例え隣の部屋だとしても見られたらどうしても目立ってしまうだろ。 それに、ロープ伝いに隣の部屋に移動なんてよほど運動神経が良くなければ危険すぎる。 少なくとも、コンピ研部長には無理な話だ。 お前の推理は間違っている。……いや、あえて『間違えた.』」 「……何が言いたいのよ。」 ハルヒがそう言ってきた。分かったさ、そういうなら言ってやる。 俺は『犯人』を指差した。 「この事件の犯人は、ハルヒ、お前だ。」 俺は他のヤツらの顔を見た。 朝比奈さんは気絶するんじゃないかと言うほど驚いた顔をしている 逆に古泉はそうでもない。ある程度予測はついていたんだろう。 長門は、まあいつも通りの表情だ。 「な、何バカなこと言ってるのよ!」 そしてハルヒ。平静を装ってはいるが、明らかに動揺している。 「思えば始めからおかしかった。お前が俺の掃除を待つ、なんてな。 だが今考えれば納得だ。お前は待たなければならなかった。 何故なら、俺と一緒にパソコンを『発見』しなければならなかったからだ。一人で見つけちゃ意味ないんだ。 部屋が密室状態だったと証言してくれるヤツがいないとな。」 「そうよ!密室だったじゃない!それはどう説明するのよ! アンタが言うには、あたしの説明したトリックはダメなんでしょ?」 「ああ。もっと単純な方法さ。お前は普通に、鍵をかけて外に出たんだ。 そのまま鍵を所持しておく。スペアキーを取りに行った時も、実はお前は鍵を持っていたのさ。 そして部室に入り壊れたパソコンを発見する。そのインパクトに俺と朝比奈さんが注意をひかれている隙に、 お前はそっと鍵を部屋の中に落とし、自分でそれを発見した。 そして自らが『名探偵』となって、間違った結論へ導こうとしたんだ。 あのロープは、お前があらかじめセットしておいたものだな?」 「ち、違……」 否定はするが、もはや態度で分かる。間違いなく犯人はコイツだ。 何故俺がこの真相に気付けたか、それは古泉のおかげだ。 何よりもハルヒを優先する古泉が遅れる理由なんて一つしかない。そう、閉鎖空間だ。 恐らくハルヒはパソコンを壊してしまったことでストレスを溜め、閉鎖空間を発生させた。 更にこのトリックを成功させられるかどうかで不安になり、古泉の仕事を長引かせた。 古泉にはご苦労様としか言い様が無いな。 そして俺は、最後のひと押しをする。 「まだ否定するのなら、職員室に確認をとっても構わないぜ? お前が昼休み、鍵を取りに来なかったか、ってな。」 ハルヒはその言葉を聞くとうつむいた。……これで終わり、か。 「そうよ!あたしが壊したのよ! 昼休みここに来たらコードに足ひっかけてね!悪い!?」 おお、開き直った。 「まあそれは自業自得だから悪くないがな、誤魔化そうとしたのは頂けない。」 「しょうがないでしょ!団長がこんなミスしたなんて知られたくなかったもの!」 「それであわよくばコンピ研のせいにして新たなパソコンを、ってか。」 「う……」 「みんなはどう思う?」 俺は他の3人に意見を求めた。 「……良く無いと思いますぅ。涼宮さんがこんなことするなんて……」 「コンピ研に何の罪も無いはず。無実の罪を押しつけようとした涼宮ハルヒは、私の概念では、悪。」 「今回ばかりは賛同しかねますね……涼宮さんに非があると言えるでしょう。」 それぞれ批難の言葉をかける3人。まともな反応で良かったぜ。 これで世界のためだとか言って俺が悪者にされたらキレてたところだ。特に古泉がやりそうだったからな。 いくら世界を変える能力を持つ人間だからと言って、なんでも許されるワケじゃない。 今回のことはきっちりとけじめをつける必要がある。 「パソコンはお前が全額負担しろ。そんでコンピ研の連中に謝りに行ってこい。今までのことも含めてな。」 で、その後ハルヒを連れて、コンピ研に謝りに行った。 ヤツらはなんのことだかさっぱり分からんという顔をしてたがな。まあ巻き込まれたことも知らんだろう。 古泉曰く、閉鎖空間は発生しなかったということ。 反発では無く、ちゃんと自分の非を認めているからだとかなんとか。 俺の行為が世界を滅ぼすことにならずにすんで良かったぜ。 そして帰り道、俺はハルヒと二人で歩いている。 「ねえキョン」 「なんだ?」 「まだ、怒ってる?」 ハルヒがしおらしく聞いてきた。こういうハルヒも貴重だが、やはりいつものテンションが無いと物足りない。 ……そろそろ許してやるか。また古泉の仕事が増える前にな。 「もう怒ってねーよ。ちゃんと罰も受けたからな。」 「ごめんなさい……」 「もういいから、明日からはいつも通りになってくれ。 しおれてるお前もなかなかレアだが、やっぱいつもの方がお前はいいと思うぜ。」 「……うん、分かったわ!」 今日はやけに素直だな。まあどうせ明日からは引っ張られる日々が戻ってくるんだろうが…… それならそれで構わないさ。だが、今回のようなことはこれっきりにしてくれよな? 終わり
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公式ページ 七夕イベント、お前教官だろ。しかも快傑ズバットかよ。 今回は新作として大剣が登場したので片手・笛と合わせて三種類の武器が作れるようになった。 しかしながら派生はHCか親方だけで、G級武器とかはありません。 クエスト 星は星でも鉄のほう HR/SR 17~ 目的地 樹海 メイン 星鉄1個納品 サブA チャチャブー6匹討伐 サブB リオレイア1頭狩猟 大剣の素材の天川のしずく石はメインでもサブでも出るが、メインならササっと10個出るぞ。 過去武器作りたい人はサブもどうぞ。Aが片手、Bが笛。 片手は意外と使い道がある模様。 次に挙げるようにHRの内からHCキー素材が手に入るようなので、最初から2本作っておこう。 願いは角が立たないように HR/SR 100~ マストオーダー ディアブロス奇種狩猟 ディアブロス奇種の角破壊 アナザー ディアブロス奇種の角破壊 角やってから狩るだけで親方キー素材ゲット……なのだが、ついでに(HRでも)HCキー素材もゲットできる模様(5個固定の模様)。 当初公式の説明画像がディア変種だったようだが、密かに修正された模様である。
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キーボードで○○と言う記号はどこ? - 2010-12-28 21 51 39 →おいらのT-01Cが帰ってきたら、キーボードの配置をまとめておきます。 - 2010-12-28 21 54 19 まとめました。 - 2011-02-04 23 23 05 USB接続しても通知パネルに出なくなった。 - 2010-12-31 17 17 58 モバイルネットワークのパケット切・wifi入で手動スリープするとフリーズしたままになる。 - 2010-12-31 22 38 50 ヘッドホン端子は4極? マイク付きステレオヘッドホン(xperia・iPhone用)のが使える? - 2011-01-03 13 50 32 Xperiaの付属品はダメでした。モノラルになってしまう。 - 2011-01-05 12 58 09 iPhone向けのSteelSeries Mobile Device Adapter 50006で、マイク/ステレオヘッドフォン共に使えました。 - 2011-01-10 13 53 34 ニコ生は見れないの? - 2011-01-10 22 20 04 標準ブラウザで見れるらしい。ただ、番組によっては無理。 ニコ生はFMEを利用して配信しているものは音声も流れるが、かんたん配信は音声が再生されない模様。 - 2011-02-20 17 22 38 5分以上通話してると電源が落ちて再起動する・・・ - 2011-01-13 19 48 19 Bluetoothで相手の声が聞こえない - 2011-02-20 21 23 32 車のリモコンキーと一緒にポケットに入れてたら、REGZAロゴ画面で止まっていた」 - 2011-01-14 22 36 42 画面左上(縦長時)が暗い気がする。バックライトの配置はどうなってるかご存じの方いませんか?または同様に左上暗い方いませんか? - 2011-02-05 11 34 45 アドレス変えましたメール着たから電話帳登録しようとしたらフリーズして電源入らなくなったorz - 2011-02-05 13 53 50 画像等アップロードしたら、そのたびに画像が増殖してメディアフォルダ内に同じ画像が大量に…対処法わかる方いらっしゃればご教授クダサイ - 2011-02-09 08 45 22 画面下の「すべて」を「フォルダ(スクロールすれば出てくる)」等に変える。 - 2011-02-13 15 20 29 いちいちメールを新着確認しないといけないのは仕様? - 2011-02-12 11 32 06 SPモードメールのせい。レグポンとは別。 - 2011-02-15 01 55 13 IS04はメーラーの設定に”お知らせ”に追加できます(LEDも) - 2011-02-21 13 33 37 SPモードメールの設定で”メール自動受信”になっていますか? - 2011-03-05 09 39 34 電話中に戻るボタン(バックキー)などを押すと電話を切断できなくなる。対処法を教えて? - 2011-02-13 10 59 14 ホームボタン長押し→電話(緑のアイコン)をタップして電話画面を出して切る。 - 2011-02-13 15 23 24 ステータスバーに電話が隠れているのでステータスバーを下にドラッグすると電話が出てきます。 - 2011-03-05 09 35 07 頻繁にカメラエラーがでる。 - 2011-02-16 09 30 08 もう一度起動すれば大抵起動できる。 - 2011-02-20 17 24 41 できないので交換となりました。 - 2011-02-26 13 03 06 EメールCメールが届かない - 2011-02-23 00 26 53 Cメールが一回で送信できず、再起動をやると遅れるのですが 対処方法知っている方いませんか - 2011-02-24 12 49 50 ラン ウォークで一定の橋で必ず再起動する - 2011-02-27 11 26 08 新着確認 - 2011-02-27 21 41 55 ケータイをなくしてしまって、is04を買ったが、auoneアドレス帳から移行が出来ない - 2011-03-02 08 07 36 実行中のサービス画面でネットに関わるものを削除してしまったのですが、どうしたらメールやインターネットが出来るようになりますか?本当に困っているのでお願いします。 - 2011-03-02 14 05 48 OS2.1なのにニコ生標準ブラウザーでみれたですか?? - 2011-03-04 21 10 56 ustreamを使用すると、録画の音声はヘリュウムを吸った時のように高くなるのは? - 2011-03-07 08 03 38 通話が終わると「エラー ホームが予期せず停止しました。やり直してください」と強制終了になる。 - 2011-03-10 16 47 33 ホーム(com.android.launcher2)が予期せず停止しました。やり直してください。[強制終了] - 2011-03-11 12 03 13 音楽ファイル(mp3)をダウンロードすると - 2011-03-11 15 42 43 音楽ファイル(mp3)をDLすると10k位でまでしかDLしてくれない - 2011-03-11 15 44 11 モバイルEdyの決済開始メールで、「お支払いはこちら」のリンクが正常動作しない - 2011-03-30 20 08 35 電源投入後2回に1回の割合で必ず無線LANが起動できない。 - 2011-04-14 08 54 41 2回に1回は必ずとは言わない - 2011-05-04 15 25 32 メニューキー、ホームキーが使えない。 - 2011-04-20 01 46 26 車載で充電しながらGoogleナビを使うと、かなりの頻度でリブート。 - 2011-04-23 15 29 05 IS04だとMinimalisticTextでフォントの変更が適用されない。 - 2011-04-23 18 41 49 今日はじめて落としました。 落としたとたんに裏蓋、電池もバラバラに・・・傷は全然付いていませんが、水たまりに落ちていたら防水でも意味ないですよね。 - 2011-04-27 13 51 33 iPhoneからのデコメでタイトルが無題の時、タイトルが文字化けする。 - 2011-05-02 15 02 35 USB - 2011-05-04 12 27 55 ぶー - 2011-05-04 12 28 58 PCとケーブルデつないでも、USB接続、マウントできない - 2011-05-04 12 29 51 「IS04 USBドライバーをダウンロードして下さい。 - 2011-05-07 01 49 25 PCに「IS04 USBドライバー」をダウンロードして下さい。メーカーサイトはググれば出てきます。 - 2011-05-07 01 50 51 挿入してください - 2011-05-07 20 54 06 IS04 すぐにブラウザが応答しなくなる。3Gの電波もすぐ切れて、屋外でも入らない。 - 2011-05-19 23 03 45 2.2アップデート以降、aLogcatで見てみるとエラー出まくり。Not allowed to load local resourse file ///android_res/raw/styles.css、handle xxx still locked など。 - 2011-05-26 09 58 23 Eメールで 新着確認でお押さないと メールが着信されない - 2011-05-31 16 59 53 電話を受けるときに、応答の箇所を上手くスライド出来ず・・・、そのうちにかかって来た電話が切れてしまう。 - 2011-05-31 17 03 54 画面設定で「画面の向き」のチェックを外しているのに、メディアフォルダだけ画面の向きが変わってしまうのですが… - 2011-06-08 06 30 22 再起動するとSDカードに移動したアプリの一部がアイコンが2つになる。再起動するたびに2つになるアプリが変わる。 - 2011-06-08 10 00 54 IS04って、まだ2.2にバージョンアップできないんですか? - 2011-06-13 22 32 03 できます。 - 2011-07-14 10 24 45 電源OFFの状態で充電器に接続し、充電完了した後も接続したまま放置しておくと電池が減っていく。 - 2011-06-15 12 56 06 2.2対応の画面キャプチャアプリってどこかにないでうすか? - 2011-06-17 12 52 23 アラームが止まらない OS 2.2 - 2011-06-20 08 06 27 寝起きが悪いのでわ・? - 2011-06-29 20 37 43 ATOKについて、製品版のデザインには「若葉」「紅花」「炭」があるらしいが、レグザフォンのプリインストール版には、このデザインはないのか? - 2011-06-22 12 13 56 バージョンアップ以降電池があるのにいつの間にか電源が切れてる。・通話中に突然シャットダウン - 2011-06-25 03 38 02 セキュリティツール、ウィルス対策ソフト、どうしましょ。 - 2011-06-29 11 13 59 ウィルス対策ソフト - 2011-07-03 08 22 34 どのウィルス対策ソフトがいいんだ? - 2011-07-04 15 29 22 Eメールの鳴り分け設定が再起動すると初期に戻る - 2011-07-04 00 02 08 メールの画面で文字を打つと上に寄って文字が見えなくなる - 2011-07-07 20 50 58 画像の保存場所 - 2011-07-13 17 45 59 端末を再起動すると、あるアプリのショートカットがアンドロイドのアイコンに代わり、選択すると、「アプリケーションがインストールされていません。」と表示される。再度、再起動すると復活して選択できるようになっているが、別のアプリで同現象が発生したりする。 - 2011-07-14 15 29 22 SDに移したアプリで発生しているなら、再起動後にSDカードのマウント解除→SDカードのマウントをすればすべて認識される。アプリ一覧に出てこないときはSDの再マウント後メニューアプリを再起動。 - 2011-08-08 04 41 38 メモリ(RAM)が512Mは少ない。1G(1024M)は欲しいところ。OSアップデートでMicroSDカードにアプリが保存可能になったが、実際保存できるアプリが少ない。 - 2011-07-14 16 55 39 メモリ1Gでも足りなくなりそう - 2011-08-21 23 08 05 セーフモード - 2011-08-06 03 34 34 電話を掛けたら相手が受けた瞬間に切断されるが、2回目以降はちゃんと通話できる。 - 2011-08-07 21 41 33 OSのバージョンアップは2.2までですかね? - 2011-08-10 13 08 02 モトローラーのBlueTooth接続で会話をハンズフリー側で切断した際、T-01Cがフリーズや再起動を起こす - 2011-08-15 22 06 03 android2.3 マダー? - 2011-09-24 19 29 33 IS04で他の人から送られてくるCメールが全て同じ本文で2通送られてくる。 - 2011-10-08 20 30 27 dixim 終了できない - 2011-10-11 09 15 52 電話をかけたとき相手の声は聞こえるがこちらの声が相手に聞こえない、またはノイズがすごくて聞こえずらい。 - 2011-11-22 23 42 01 本体交換で直りました。 - 2012-01-30 16 41 46 写真が添付されない。送信に時間がかかる - 2011-12-06 22 53 49 充電できなくてリアカバーを外して再度やっても充電できない - 2012-01-10 22 50 19 電源が切れない(電源を切ると再起動する) - 2012-02-12 07 39 42 一度電池を抜くと直ります - 2012-04-23 02 07 46 eneloopMobileBoosterでIS04が充電できない。 - 2012-02-16 13 32 13 モバブは500mAhのモデルなら充電できるが1Aのだと駄目っぽい - 2012-09-07 11 43 08 bluetooth - 2012-05-30 14 49 18 その日によって電池の減り具合が変わる。普通に使っています - 2012-09-22 17 04 33 写真ダウンロード - 2012-10-01 17 47 31 耳に当てるとすぐ保留になり相手にこちらの声が聞こえない。さらに保留の解除ができない。 - 2013-03-03 21 37 26
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月銀の拘束(つきぎんのこうそく) 2W エンチャント-オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされているクリーチャーでは攻撃したりブロックしたりできず、それは変身できない。 他のパーマネント1つを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、月銀の拘束をそれにつける。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ、毎ターン1回のみ起動できる。 「エンチャントされているクリーチャーでは攻撃したりブロックしたりできず、それは変身できない。」 この能力は変身させる効果を持つ起動型能力や誘発型能力の誘発を禁止しない。 逸脱した研究者をコントロールしているならば、それが変身できなくてもアップキープの開始時にライブラリーの一番上のカードを墓地に置く。 ファルケンラスの後継者の能力を起動し、手札を捨てる事ができる。解決時に変身はできない。 「他のパーマネント1つを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、月銀の拘束をそれにつける。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ、毎ターン1回のみ起動できる。」 この能力を起動できるのは「エンチャントのコントローラー」である。「エンチャントされているクリーチャーのコントローラー」ではない。 解決時に月銀の拘束が戦場を離れた場合、つける効果は何もしない。 解決時に対象としたクリーチャーが対象として不適正な場合、つける効果は何もしない。それは元々つけられているクリーチャーについたままである。 自分のコントロールしているクリーチャーに自分のコントロールしている月銀の拘束がつけられている場合、つけられているクリーチャーを生け贄にし、能力を起動できる。 その場合解決前に月銀の拘束は状況起因処理で墓地に置かれるためつける効果は何もしない。 生け贄に捧げるクリーチャーと対象とするクリーチャーが同一のクリーチャーであってもよい。 その場合解決時に対象が不適正な為つける効果は何もしない。
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解決編をラノで読む 解決編その1へもどる 6 夢を見なかった。 目が覚めたときには白い天井と、泣きながらぼくを見下ろしているアキ姉の顔が見えた。白い壁に白いシーツに白いカーテン。鼻を刺激する清潔な匂い。ここはどうやら病院のようだ。そうか。ぼくはあの後倒れて運ばれてしまったようだ。 「中也くん、目を覚ましたのね。本当によかったわ……」 アキ姉はそう言ってぼくの身体を思い切り抱きしめてくる。涙で顔をくしゃくしゃにしていて、目も真っ赤だった。痛い。痛いよアキ姉。体のあちこちが折れているのに抱きついてくるなって。でもぼくは、そう文句を言う前に、 「ごめんアキ姉。また心配かけて」 自然とそんな言葉が口に出た。それは|嘘の言葉《ペテン》ではなくぽつりと出た本心の言葉。ぼくはアキ姉の頭を撫で、頬に軽くキスをした。するとアキ姉は驚いたように顔を真っ赤にして跳びはねた。 「もう、中也くんずるい! そんなことされたらお姉ちゃん怒れないじゃない!」 「へへ。先手を打ってやったよ。いつものお返しだ」 ぼくは顔を赤くして俯くアキ姉の頭を撫でようと手をシーツから手を出そうとするが、ずきりと激痛が走った。 「駄目だよ中也くん無理しちゃ!」 ぼくの右手の指には包帯が巻かれている。 奥瀬裕也によって切り落とされた人差し指が確かにそこにあった。 「よかったね中也くん。すぐに救急車が来て処置してくれたおかげで指もちゃんとくっつくって」 ぼくも自分の指を見て安心した。指が無ければ食事の時や勉強とのときに困るからね。 「……龍之介は?」 ぼくは大怪我を負っていた龍之介の安否が気になっていた。あれだけの怪我だ。もし死んでしまっていても不思議じゃない。 「龍くんはね、今もまだ集中治療室だって……。でもなんとか一命は取り留めたってお医者様が言ってたからきっと大丈夫よ」 ぼくはそれを聞いて安心する。龍之介のことだ。即死じゃない限りあいつは死なないだろう。ゴキブリ以上に生命力の強い奴だから。 「姉さん。ちょっと喉渇いたから飲み物買って来てくれないか」 「うん。わかった。じゃあ中也くんの好きなおしるこおでんジュース買ってくるね!」 ぼくがそう頼むと、とびきりの笑顔でアキ姉は病室を飛び出て行った。そしてぼくもゆっくりと痛む身体を立ち上がらせ、病室を出ていく。 アキ姉がいると面倒だ。 今のうちに済ましてしまおう。 ぼくはそのへんを歩いていた看護師に浅木先輩《・・・・》の病室を教えてもらい、その病室まで壁に手をつけながら歩いていく。 ぼくより大怪我の浅木先輩も入院しているだろうと踏んだがどうやら正解のようだ。 なんとか浅木先輩の病室へ辿りつき、ノックをする。 「はあい。どうぞ」 すると、中から女の子の声が聞こえてきた。 がらりと引き戸を開けると、虚ろな目でベッドに横になっている浅木先輩と、それを看病していた野村さんがそこにいた。 「あっ、中也さん。大丈夫なんですか?」 「うん。彼よりよっぽど軽傷だよ。それよりちょっといいかな」 「あっ、はい。でもちょっと待って下さい」 野村さんは浅木先輩の折れた両腕に自分の手を重ねていた。そして驚くことにその手は薄く光っている。 これは異能、か。 「治癒能力者《ヒーラー》なのかい、野村さんは」 「はい。傷をちょっと癒す程度ですけど……。こんなのこんな大怪我にはほとんど意味無いものですけど、私にできるのはこれくらいですし……」 それを聞いて足りなかったパズルのピースがそろいぼくは確信《・・》した。誰が青鬼で、誰が赤鬼なのかを……。 「野村さん。ぼくは今起きたばかりだからよくわからないんだけど、奥瀬先輩はどうなったの?」 「はい。今は警察病院にいるみたいですけど、異能犯罪者として裁かれると思います。それにしても今でも信じられないです。まさか奥瀬先輩がストーカーだったなんて……。しかもあっくんをこんな大怪我させて……。二人は親友だったのに……」 野村さんはまた涙を流している。ぼくはそれを見ていられなかった。 「野村さん、浅木先輩は大丈夫?」 「はい。命に別条はないですけど、恐怖と奥瀬先輩に裏切られたことがショックだったみたいで、ずっとこんな調子なんです」 浅木先輩はぼけっと口を開け、どこを見るでもなくずっと目を開いたままだ。そこに光はなく、物悲しさを感じさせる光景だろう。生憎ぼくは同情なんて概念がよくわからないのでかける言葉が見つからないが。 「それに、あっくんはもうこれで完全にプロボクサーの道が断たれてしまいました。もう二度とリングに立てないってお医者さんが……」 両手両足を完璧に折られ、心も閉ざしてしまった浅木先輩を、野村さんは愛おしそうに眺めていた。 「大丈夫だよあっくん。私がいるから。私がずっとそばにいてあげるから」 その瞳は慈愛に溢れ、一生浅木先輩に尽くすことを決意しているように見えた。まるで聖母のように、浅木先輩の頬を優しくその細い指でなぞっている。 ぼくは浅木先輩の傍に近寄り、虚ろな目をしている浅木先輩の耳元に言葉を贈る。 「“ストーカーの正体はあなたの親友の奥瀬裕也でした。ですが安心してください。ストーカーは逮捕され、もうあなたたち二人を邪魔するものはいません。末永く幸せになってください”」 それだけを告げると、ぼくは野村さんにぺこりと頭を下げ、病室を出ていく。 これでいい。 これでハッピーエンド。 これで大団円。 もう事件は終わりだ、解決だ。最高だね。 真実《・・》なんて糞喰らえだ。 ぼくは病院の庭に出て、爽やかな風に触れ、青空を見上げた。とても清々しい気分だ。 ぼくがぼんやりとそうして病院の庭で空を見ていると、突然背中に激しい衝撃が走る。 あまりに突然のことにぼくはそのまま地面を無様に転がっていく。ただでさえ怪我をしているのに、そのせいでさらに体中が痛い。その上誰かがぼくの腹を思い切り蹴り、うめくぼくの顔面をさらに蹴りあげた。 ぼくは血を流し地面に仰向けに寝転がり、ぼくを蹴った人物を見上げる。 その女は魔女のような黒いとんがり帽子に、真っ黒なドレス(いわゆるゴスロリファッションというものだ)を着込んでいる。黒い髪を太い三つ編みにして、大きな隈のある目を厳しく細め、ぼくを見下ろしていた。 厚底のブーツを履いていて、つま先のあたりにぼくの血がこびりついている。 その魔女みたいな女をぼくは知っている。知りすぎているくらいに知っている。 「やあユキ姉。久しぶり」 「ええ、久しぶりね愚弟。相変わらず殺してやりたいくらい可愛い顔をしてるわね」 エピローグ(あるいは回答編という名の蛇足) 夏目《なつめ》雪緒《ゆきお》。 夏目家の長女にして恐るべき魔女。夏目五人兄弟最強の女。 ぼくはユキ姉に引きずられて、無理矢理ベンチの上に座らされた。 ユキ姉は自販機で温かい飲み物を買い、ぼくの隣へと座る。アキ姉と良く似た綺麗な顔立ちをしているが、まったく穏やかさもなく、氷のように冷たい表情をしている。 「ありがとうユキ姉」 そう言ってユキ姉が持ってきたホットコーヒーを手に取ろうとしたが、その手の甲に爪を立てられ、血が出た。 「いてえ!」 「これはあたしのよ。お前の分のわけないじゃない」 澄ました表情のまま、ユキ姉は冷たい風が吹く庭で、一人でコーヒーを飲みほした。 「はあ、温まるわ」 「鬼だなユキ姉。ぼくパジャマのままでくそ寒いんだけど」 「あら、あなた自分で買ったらどうなの」 「財布なんてもってないって……。まあいいや」 ぼくは鼻血を袖で拭い、ユキ姉を見つめる。ユキ姉は普段自分のマンションに引きこもっていて、普段学園にも顔を出さないし、ぼくもユキ姉と直接会うのは半年以上前だ。なのになんでここに? もしかしてぼくや龍之介のお見舞い? いや、それはありえないか。絶対にあり得ないな。 なぜならユキ姉には優しさが欠けているから。 ぼくに感情が理解できないように。 龍之介に痛みが理解できないように。 アキ姉に悪意が理解できないように。 ユキ姉は『優しさ』が理解できない。 ユキ姉もまた、夏目家の呪われた性質を持っているのだ。 ユキ姉は自分にも他人にも絶対的に厳しくする。甘えやぬるま湯を絶対に許さず、幸福という概念すらも否定する。 それが夏目雪緒という存在だった。 「ユキ姉。なんでここに来たんだ。何が目的だ」 ぼくがそう尋ねると、ふっと目を瞑り、真っ赤な唇を動かして答える。 「愚弟の尻を拭いによ」 「なんだって?」 「中也。あんたは甘い。甘すぎるのよ。偽善と言ってもいいわ。いいえ、賢治お兄様の言葉を借りれば、そう、ペテンね」 「――っ」 そう言われ、ぼくは何も言えなくなってしまう。 なぜだかわからないがユキ姉は気付いている。真実に。 「何を言ってるのさユキ姉……」 「誤魔化しても無駄よ。探偵部のあの気持ちの悪い男から話は聞いたわ」 「朝顔くんか。なんで部外者に依頼のことを話しちゃうんだよ……」 ぼくは思わず溜息をついてしまう。口が軽すぎだよ朝顔くん。ユキ姉にそんなことを話したら嬉々として踏み込んでくるんだから。 「あら部外者だなんて心外ね。龍之介に探偵部を作れって言ったのはあたしよ。言わばわたしが探偵部のボスってところね」 「げっ、本当かよ……」 ならぼくたちの行動は全部ユキ姉に筒抜けなのか。いやだなそれ。本当に。 「そ、それで。ぼくの何が偽善だっていうんだよユキ姉。犯人の奥瀬裕也が逮捕されてめでたしめでたしだろ」 「そうね。あんたは嘘は言っていないわ。でも本当のことを言っていない。そうね?」 ぼくはどきりと心臓が高鳴るのを感じた。 「な、なんのことさ」 「ストーカーは、真犯人は|野村桃子自身《・・・・・・》だということをよ」 ユキ姉は淡々と告げた。 ユキ姉もぼくと同じ真実に辿りついていたのだ。 全部なにもかも野村さんの自作自演だということに。 そう、野村さんこそが“赤鬼”だったということに。 「甘いのよあんたは。真実を隠したところでその先に未来はないわ」 「何言ってんだよユキ姉。野村さんがストーカーだなんてありえないだろ。なんでそんなことをしなくちゃいけないんだよ」 それでもぼくは真実から目を背けたくて思わず反論してしまう。無駄だというのに。 「それがあり得るのよ。むしろそうじゃなきゃ辻褄が合わないの」 ユキ姉はぐいっとホットコーヒーをぽいっと投げ捨てて近くにあったゴミ箱に見事に入れ、容赦なく言葉を続ける。 「浅木昭雄が犯人ではなく、奥瀬裕也がもし犯人なら野村桃子の部屋に侵入したり、盗聴器や盗撮カメラを仕込むことは不可能だわ。それが全部野村桃子の自作自演なら納得できるでしょう」 「そ、そんなの何かをして侵入したかもしれないだろう。それにぼくたちを襲って、そして掴まったのは紛れもなく奥瀬裕也だ。それが何よりもの証拠だろ」 「そうね、あなたたちを襲い、浅木昭雄に大怪我を負わせたのは確かに奥瀬裕也でしょう。風邪をひいたふりをしていたのは声を誤魔化すためだし、アリバイがあったと言っていても彼のような身体能力者なら凄まじいスピードで寮と野村桃子の寮を一瞬で移動することくらい容易でしょう」 「そうだね。きっとそうやって奥瀬裕也はぼくたちを襲ったんだ……」 「けど、そこで奥瀬裕也が犯人となると矛盾が出来るわね。そう、龍之介がつけたはずのスタンガンの痕が奥瀬裕也の顔にはなかった」 「……」 「なぜ怪我が消えていたか。そんなのは簡単よ、治癒能力者《ヒーラー》に治してもらったに決まってるわ。ここは常識が通じない双葉学園ですもの。そして、彼の近くにいる治癒能力者は彼女しかいないわね」 「……野村さん」 そう、野村さんが治癒能力者だと知り、ぼくもこの真実に確信が持てたのだ。 |野村さんと奥瀬先輩がグルだということに《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》。 ストーカーの被害はすべて野村さんの狂言で、それを狂言だと悟られないように奥瀬先輩はぼくたちや浅木先輩を襲ったのだ、|野村さんのために《・・・・・・・》! 「恋に臆病だったのは浅木昭雄じゃなくて野村桃子のほうだったのよ。浅木昭雄の気を引くために、正義感の強い彼の気を引くためだけに彼女はストーカーの被害を受けていると嘘をついたのよ。最初はほんの少しの小さな嘘だったのがエスカレートしたのね。野村桃子の思惑通りに浅木昭雄は彼女の力になり、二人は付き合い始めた。でもそんな嘘をついて出来た関係性は長くはもたない。野村桃子は嘘をついた罪悪感もあり、ストーカーの被害がなくなったら浅木昭雄は自分から離れるのではないか。正義感の強い彼は、ストーカーの被害がある限り自分の傍にいてくれるのではないかと思い始めたのね」 その時の野村さんの気持ちはぼくにはわからない。だけどきっとそれは胸を潰されるほどの不安だったのだろう。狂言がエスカレートするほどにまで追い詰められていったのだ。 「疑心暗鬼に駆られた野村桃子は、自分の狂言が浅木昭雄に疑われていると思い込み始めたのよ。いえ、実際に浅木昭雄は疑ってたのかもね。そうして思いつめた彼女はとうとうとんでもないことを始めたの」 「奥瀬……先輩か。なんで奥瀬先輩が協力したのかぼくにはわからない。ユキ姉はそれも知っているのか?」 「知ってる、というよりは想像ね。でもわかるわ。恋する者の気持ちはあんたには解らないでしょうけどね。愛する人のために自分を犠牲にする。そう『泣いた赤鬼』の青鬼のようにね」 確かにぼくは恋愛感情というものが理解できない。だからわからない。ふられた奥瀬先輩がなんで犯罪に手を染めてまで野村さんの狂言に協力したのかを。 「奥瀬裕也も野村桃子の狂言に気付いていたのね。そして野村桃子に協力すると言ったのでしょう。彼女からすれば奥瀬裕也の行動が理解できなかったでしょうけど、それでも彼にすがるしかなかった。そこで彼は彼女に言ったのよ『第三者にストーカーの存在を認めさせるのだ』ってね。そこで奥瀬裕也は野村桃子に探偵部のことを話し、ストーカー退治の依頼を持ちかけた。そして奥瀬裕也があなたたちを襲い、ストーカーの存在を認めさせ、浅木昭雄を信用させようとしていたのよ」 そうだ。だからあのレインコートを着込み、ぼくが野村さんの寮を出るタイミングを知っていたのだ。恐らく野村さんから電話で聞いたのだろう。 「でも問題が起きた。ただ脅して終わるだけだったのに、あんたたちは反撃をした。それが誤算だったのね。そして顔に怪我をして、困った奥瀬裕也は野村桃子に傷を治してもらったわけよ」 小さな火傷程度なら、きっと野村さんの能力でも治すことが出来たんだろう。それこそが奥瀬先輩と野村さんが繋がっている確信になった。 「探偵部のあなたたちは脅しても怖がるどころか余計に首を突っ込んできた。きちんと調査されれば狂言だってバレるのは時間の問題。そう奥瀬裕也は考えたのね。だからもっと決定的にするために浅木昭雄も、あなたたちも、徹底的に壊してしまおうとしたのよ」 奥瀬先輩はどんな気持ちで野村さんの“青鬼”になったんだろう。 愛する人を他人の物にするために、自分が消えても相手を幸せにするために鬼になった奥瀬先輩。その気持ちはぼくにはわからない。だけどきっとそれは全員にとって幸福なことではないはずだ。 でもこの真実を語れば、奥瀬先輩が作った野村さんの幸せは消えてなくなる。 この事件で一番の被害者は浅木先輩だろう。自分を壊した親友と、それを頼んだ恋人に気付かず、その愛を受けて生きていかなければならない。 「それでユキ姉。その想像が真実だとして、ユキ姉はどうするつもりなの。なぜこの病院にきたんだ」 ぼくは嫌な予感がしてユキ姉の顔を覗いた。 そこには恐ろしく冷徹な目をした魔女がいる。総ての幸福を、偽りを許さない、絶対的な厳しさを持った目だ。 「決まってるじゃない。野村桃子と、浅木昭雄にこの真実を話すのよ」 「――!」 「偽りの幸福をあたしは許さない。偽りの言葉をあたしは許さない。偽りの愛をあたしは許さない」 そう呟くユキ姉の言葉は雪のように冷たく、ぼくの背筋を凍らせていく。 「甘えやぬるま湯は徹底的に破壊する。それがあたしの役目だから。野村桃子と浅木昭雄が偽りの幸福に身を任せているのなら、完膚なきまでに叩き伏せる」 「そんな、ユキ姉――」 「だってそうでしょう。真実を知った先にこそ真実の愛があり、真実の幸福がある。それに耐えられない愛なんて最初から存在しなくていいわ」 顔をぼくに近づけ、ユキ姉は冷たくそう言い放った。 確かに偽りで作り上げられた幸福や愛は長く持たないだろう。それでも奥瀬先輩が必死で作り上げた野村さんの幸福を、ユキ姉は壊そうというのだ。 そんなこと、許していいのか。 奥瀬先輩の犠牲も、浅木先輩の怪我も、全部無駄になる。 だけどぼくには何が正しいのかわからない。 ユキ姉が言うこともきっと正しいのだろう。 ぼくにユキ姉を止めることはできない。止める言葉を持たない。 「じゃあまた会いましょう中也。あたしは野村桃子のところへ行くわ」 そうしてユキ姉はベンチから立ち上がり、ゆっくりと病院の中へと入っていった。ぼくはただそれを見送るしかない。 ユキ姉の真実をどう受け取るかは、彼らに任せるしかないのだろう。 「ちゅーやくーん」 遠くからぼくを呼ぶ声が聞こえる。 ユキ姉と入れ違いに、アキ姉がホットコーヒーを持ってぼくのもとまで駆け寄ってきた。ぱたぱたと長い黒髪を風に揺らし、寒そうにコーヒーを自分の頬に当てている。 「もう勝手に動いちゃ駄目じゃない! まだ安静にしてなきゃ!」 アキ姉はぷりぷりと怒りながらぼくの隣に座った。そうしてぼくの手にぎゅっとホットコーヒーを握らせ、 「あったかいね」 と、頬を赤らめてそう言うアキ姉を、少しだけ可愛いと思った。 ほんの少しだけ奥瀬先輩の気持ちがわかったかもしれない。きっとこれが愛おしいということなんだろう。 ぼくはアキ姉の肩を抱き寄せ、身を寄せ合った。 「どうしたの中也くん。さっきから変だよ?」 アキ姉は驚き、赤面していた。ぼくはそれに答えず、しばらくの間そうやってじっとしていた。 するとアキ姉もぼくの肩を抱いて、目を瞑っている。 人の温もりも、ホットコーヒーも、この冷たい空気の中では心地いい。 こうしている間だけ、自分が生きているとぼくは実感できた。 おわり トップに戻る 作品保管庫に戻る
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爆裂コロナ・ブラスト VR 火文明 (7) クリーチャー:フレイム・コマンド 7000 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンにあるカードを1枚、墓地に置く。 ■W・ブレイカー 作者:テーメノン 評価 名前 コメント